スタイリッシュなセレクトショップ「レーンクロフォード」は、中国における現代の職人技を称えるため、数々の魅惑的なワークショップでアイコニックな中国製工芸品を展示しています。

特に注目を集めているのが、遊び心あふれるX+Qの像。これは彫刻家であり芸術家でもあるXiang JingとQu Guangci両氏が粋を凝らして作り上げた作品です。また、ラグジュアリーなライフスタイルブランド、Shang Xiaの新作インテリアトワイライト’コレクションは、竹を使った古代の寄木工芸技術を採用しています。

LUXEではこのイベントの一環として、X+QとShang Xiaの創造性あふれる旅路をこれまで支えてきたその才能についてインタビューを行いました。

X+Q: Qu Guangci、彫刻家

 

アートについての最初の記憶はどのようなものですか?

アートへの関心は子供の時からありました。最初は絵を学び、その後彫刻を始めたんです。私にとって、アートのインスピレーションの源は西洋の古典作品にあります。

 

X+Qを始めたきっかけは?

7年前に香港アートセンターで展示会を開催しました。レーンクロフォードのクリエイティブディレクターであるRoss Urwinが私の作品に注目し、彼はそこに商業的な高い将来性を見出したのでしょう。私たちの最初のX+Qコレクション、‘レインボーエンジェル’はレーンクロフォードで初披露されあっという間に成功を収めました。

 

あなたの美学をお聞かせください。

ユーモアとノスタルジー、それに象徴性、さらには安心感です。

 

主な芸術表現として彫刻を選んだのはどうしてですか?

彫刻は完成するまでに時間と労力を要する伝統的な表現法です。それにとても大きなやりがいを感じるのです。大学で彫刻を学び、自然にプロの彫刻家になりました。

 

インスピレーションはどこから得ているのですか?

私が育った環境から来ていますが、同じように周辺で起きている新しい出来事からもインスピレーションを得ています。

 

あなたの作品の受容は国外では異なっていると感じますか?

香港と西洋諸国での評価の方が少し高いと感じています。そうした国々の人々は気取らずユーモアのセンスもあります。中国の芸術文化に対する関心も強いのでしょう。それでも、Xiang Jingの作品は中国でも高い人気を得ています。作品に女性的なエネルギーと感謝の気持ちが現れているからでしょう。

Shang Xia:Jiang Qiong Er、アーティスティックディレクター

 

最初にデザインに興味を持ったのはどういったきっかけからですか?

私は芸術家や建築家の家系の3世代目として生まれました。そんなことから、3歳の時に父と兄に付いて絵を描き始めました。毎年夏になると、山岳地方を旅して風景画を描く練習をしたり、父のスタジオで模型を作ったりしていました。デザインは私にとって常に生き方そのものなのです。

 

あなたの美学をお聞かせください。

純粋で明るくシンプル、優美でありながら機能性を持ち、時を経てさらに魅力を増すものです。

 

竹の寄木についてお聞かせください。この技法はなぜ特別なのでしょう?

竹の寄木は清朝の最盛期に王宮の豪奢な家具のデザインに取り入れられました。240年後の今になっても、これらの作品は環境破壊や劣化の影響を受けずに現存しています。これらは当時の職人技の質の高さを物語っています。

 

この工芸品の作成過程は、Shang Xiaの‘トワイライト’シリーズに反映されています。このシリーズでは未加工の竹繊維を1本ずつ背面板に織り込んでイメージを創り上げています。わずか10平方センチメートルの寄木断片が、1,000を超える竹片を互いに完璧に組み合わせることで作られています。寄木は伝統的な簾のように、光と影が織り成すある種の空気感を生み出します。

 

インスピレーションはどこから得ているのですか?

至る所にあります。音楽や工芸品、生地や本、記憶、素材、美しい出会いです。…

 

Shang Xiaの作品の受容は国外では異なっていると感じますか?

そんなことはありません。確かにShang Xiaの作品は中国文化や伝統、コンテンポラリーデザインに刺激され生まれたものですが、私たちは国を超えた存在であり、心の琴線に触れるものを見る時の感動に国籍の違いはありません。

 

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